ホーム > 京都米

京都(府)は、2003年、全国に先駆けて、生産者とJAグループで「栽培履歴開示システム」を確立し、情報開示と共に、環境に優しく、より安全・安心、良食味な米づくりをめざし、「京都環境KOS‐180運動」の統一的方針を掲げ、地域一体で栽培を行っています。 「京都米」は、2007年8月に、お米として全国で初めて「地域団体商標」を取得しました。また、(財)日本穀物検定協会が実施する全国食味ランキングにおいて、「京都丹後コシヒカリ」が最高ランク「特A」の評価を獲得(平成15・16・19・20・21年産)するなど、京都米は美味しいお米として評価が高まっています。

 

京都米ができるまで

(1) 産地

京都米の産地は、丹後・丹波・山城の3つの地域に分けられる。

この地域・産地に共通することは、第一に、由良川、大堰川・桂川、木津川、宇治川などの豊かな川が流れ、この水系が米作りに適していること、第二に、これによって肥沃な大地に恵まれ、千年の京の都を支える米作りが行われてきたこと、等である。

(2) 全国に先駆けて、
「米トレーサビリティシステム」を開発導入

京都府では、「食の安全」が国民的な関心として高まる中で、行政、民間(生産者、消費者)が一体となり2006年、「きょうと食の安心・安全アクションプラン」1)を確立した。この中で、

  1. 安全で環境に配慮した食品の生産、
  2. 生産から消費までの監視・指導・検査システムの構築、
  3. リスクコミュニケーションの促進と府民の参加、
  4. 食品の安全・安心の総合的な推進体制

が重要な施策とされた。
京都米はいち早く、米のトレーサビリティシステムを確立し、「いつ・どこで・どのように」生産されたのかを確認することができ、産地JAが保証する安全で安心な米の仕組みを確立し、消費者と生産者を情報でつないでいる。

(3) 栽培指標と栽培カレンダー

良味で安全・安心な米をめざして、2002年から、

  1. ゆったりしたベースで稲(体)を育成する「緩効性(かんこうせい)肥料の適用」(K)、
  2. 丹波以北での早生品種5月下旬の「遅植え」(稲が栄養分を摂取する時期を夏の高温期を避けるため)(O)、
  3. 稲質向上のために根の活性化をめざし、「株間18cm、1株3本を基準とする疎植」(S)、等の3大栽培指標による栽培がおこなわれている。
  4. これらによって一等米を80%以上にしようと取り組んでいます。これを「180運動」と呼んでいます。

また、圃場、土づくりでは、

  1. 稲わら全量還元、
  2. 牛・鶏糞等を使用した有機質肥料の使用

等の基本方針で、環境と食味にこだわった米づくりを進めている。

▲ページの先頭へ